子供のことを考えよう
1月末にも話題になった、東大和市での、障碍を持ったこどもの保育園入園問題。
(1月の記事はこちら)
裁判の末、勝訴となり、市が控訴しない方針を明らかにしたことから、
この子は保育園に入園することとなった。
おそらく、小学校も健常児と一緒に通うことになるのだろう。
テレビでこの子の屈託のない笑顔を見るたびに複雑な思いを抱く。
マスコミはこの笑顔で問題を一つの方向に誘導していないか、と。
キャスターもコメンテーターも、
この子の笑顔の後に「いや、それは違う」とは言えないじゃないか。
障碍を持ったこどもが、養護学校や特殊施設ではない、
普通の教育施設でけなげに頑張って…
という図式は、とても美しい。勇気づけられる。
…でも、それでいいのか。
疑問を持たなくていいのか、といつも思う。
「一大事」が起こったら誰が責任を取るのだ。
親やマスコミは、教師や役所に責任をなすりつけるのか。
保育士も教師も完璧ではない。
しかも、障碍を持ったこどもを教育するための
資格も知識も持ち得ない保育士や教師が担当するかもしれない。
それに、健常児と一緒に保育や教育を受けることは、
いくつかのリスクも覚悟しなくてはいけない。
保育園や小学校で、この子がこの笑顔を忘れずに、
万事平穏、健やかに育ってくれればよいのだけれど…
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