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篤史探訪

 北上市で開かれた「渡辺篤史講演会」を聴いてきた。住宅会社の組合?が開催した、宣伝目的の無料講演会である。

 主催者側の退屈な挨拶が終わると、ようやく篤史が登場。舞台袖からチョコンと顔を出し、ひと笑い起こしてから中央へ向かう、テレビでおなじみの「おヒゲの篤史」。

 講演卓上のマイクを引き抜く際、オデコにぶつけて「あいた!」。「こんな男です」。お茶目な篤史。

 「渡辺篤史の建もの探訪」はなんだかんだで、18年やっています、と篤史(岩手ではまだ10年しか放送してないが)。

 番組スタートまでの秘話。俳優業が一段落し、星野知子のニュース番組(「ニュースシャトル」と思われる)のコーナーレポーターの仕事を受ける篤史。

 それが発展して、「渡辺篤史の建もの探訪」が1クールの予定でスタート。初期は、沖縄から東京まで北上しながら、土地土地の「建築物」を旅番組テイストで録る、というコンセプトだったそうだ。そのうち、「一般の住宅を撮ったほうがおもしろい」ということになり、そして18年続くまでになったという。視聴者は魅せられた。「家をほめる篤史」に。

 そこから先は、本題の「家」から話がそれまくる篤史。中国で映画を撮った話、スペインに旅行に行った話…。ガウディのサグラダファミリア教会に感動した話で盛り上がる篤史。

 スペインつながりで、途中で歌を歌い出す。「ひと樽、ふた樽~、サンタルチア~」。シャレっけのある篤史。

 熱く熱く語る篤史を邪魔するように、会場内でしゃべっていないと気が済まないガキがひとり。響き渡るガキの声に「次代を担う子供たちよ…」。鷹揚な篤史。

 畳みかけるように、前のほうの席で、後ろを向いて退屈そうなガキには「もう少しで終わるからな」。テレビと同じで犬と子供に優しい篤史。

 ヨーロッパの近代建築について突如、熱く語り出す篤史。難解な内容と、独特のやや聞き取りにくい低音に、眠りこける聴衆も現れる。そんな不埒者を見つけては「私の声は眠気を誘うんでしょうね」と自虐的なヒロシ。…じゃなかったアツシ。

 後半は、ステージ上で番組のVTRを放送。とある建築家が建てた家の事例。いつもの篤史がスクリーンにいた。「おはようございます。渡辺篤史です」。大きなスクリーンを見つめるのは、ほんものの篤史。

 自分の出ている番組にコメントを入れて解説するも、番組音声とかぶってせっかくの生篤史声が聞き取りにくい。そんな中、「番組冒頭で30~40分かけて家の前のシーンを録っても、放送では1分で終わる」と当たり前の裏話を披露する篤史。

 VTRのあと、話を無理やり終わらせて講演はいったん終了。そのあと「質疑応答」に入るが、関係者とおぼしき人物の興ざめするような質問にも真摯に答える篤史。

 結局その人物への回答も横道にそれる篤史。「次は手前の女性から質問を…」という篤史を遮る司会の女性。時間切れである。そして講演終了、ステージを去る篤史。

 主催側の女性社長の半ば興奮気味な挨拶もうわの空のまま、渡辺篤史講演会全日程終了。そそくさと会場を後にした。

 篤史への感想…「よくしゃべる」「無駄が多い」。ほめてしゃべって愛される。だから続いた「建もの探訪」。俺も篤史をほめたい、と思った。

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