切りたい
岩手日報によると、東北農政局のお偉方が、岩手県庁に出向き「国家公務員削減計画に基づき、当局の職員を県で受け入れして欲しい」と依頼したが、県の総務部長は「県庁でも人員削減計画がある」として事実上これを断ったそうだ。
要するに、国が「役人を切るから、県で雇ってくれ」とお願いに行ったが、県庁は「うちも切るからいらん」と回答したということだ。
国で切りたいのは30~40代の働き盛りの世代という。これから給料が高くなる層である。こいつらを切れば、あとは数年で退職するジジイと、当分給料の上がらない20代の安月給が多くなり、人件費を抑制できるという算段。
で、国で切った人材は県で受け入れてちょうだい、ということなのだ。
県はいまのところリストラはする予定はなく、退職者などでの自然減を狙っているようだ。いずれ「もう人はいらない」のである。これから給料の上がる年齢層などもってのほか。
国も人を切りたい、県も人を切りたい。でもどこも受け入れ先がない。いったい、切られた人はどこへ行くのだろう。
切りたいと言っている国や県のエリート層には、カンケイない話なのだろうが。
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