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若者が逮捕されるとき

別な意味で悲しくなるような事件が起こった。

京都駅内に勤務する19歳のJR東海社員が、電動シャッターを閉めるスイッチを押したところ、近くで寝泊まりしていたホームレスとみられる69歳の男性がはさまれ、死亡したという。

スイッチからシャッターまでは7メートルも離れていて、死角のためJR職員は人が挟まれたことを確認できなかったようだ。

業務上過失致死で逮捕された男性は、昨年JR東海に入社したばかりだという。

19歳。使い古された表現だが、未来のある若者がこんな形で芽を摘まれるのは残念きわまりない。

死んだホームレスに責任を押しつけるのはお門違いかもしれないが、ゴロリと寝ころぶ年老いた世捨て人のせいで、この若者が、と思うとなんともやりきれない。

確かに、シャッターを確認しないほうが悪いというほかない事案だ。しかし、7メートルも離れたシャッターをいちいち確認することなどルーチンワークの中でおろそかになるだろうことは容易に想像がつく。

しかも加害者は19歳、まだ社会人になりたてだ。ミスをして当然だ。

人を死なせる行為は「犯罪」に相当する。しかし「こやつは罪深い悪人じゃ」と捨て置く気には素直になれない。この社員の人となりも事件の背景もあずかり知らないから、なんとでも言えるのかもしれないが、それでも…。

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