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徹子の部屋・アルタ版

昨日12/17、「笑っていいとも!」のテレホンショッキングコーナーに
「黒柳徹子」が近藤真彦からの紹介でゲスト出演した。

徹子は22年前に一度出演したきり
このコーナーに出演することはなかった。
22年間この番組が続いたことも驚きであるが、
それにしてもなぜ徹子は22年間も出演しなかったか。
それは、徹子が22年前の1984年に「43分間」もしゃべり倒したからであった。

これはテレホンショッキング最長記録として保持され続けた。
直後、この記録に挑んだ作家の有吉佐和子は、42分間と2位に甘んじた
(ただし、有吉はこのころ情緒不安定だったという説もある。
同じ年に有吉は心不全で死去)。

タモさんと徹子といえば「徹子の部屋」の毎年最終放送日に
タモリが出演するのが年末恒例行事となっており、
料理など趣味の話をひとしきりしたあと、
お得意の演芸(いわゆる密室芸)コーナーに入るというお約束の展開となっている。
そういう接点があるのに、「いいとも」に徹子が呼ばれることはなかった。
やはり、この大記録をスタッフが恐れていたのだろうか。

今回の「徹子のアルタ」は、
女優ライトに照らされた徹子は最初から舌好調。
近藤真彦が贈呈した踊るサンタ人形を紹介した後、先述の長話記録も話題に上る。
さらに「徹子のカバンの中身」で盛り上がった。
これは22年前と同じだそうだ。
徹子はオモチャのようなグッズを大量に持ち歩いており、
タモリにあきれられていた。

普段ならコーナーが終わる12時30分過ぎ、
徹子はヨン様自慢から外国の津波被害の話に切り替え、
しんみりしたムードを作る。
38分、アンケートコーナーに入った頃から
再びタモリが盛り上げにかかってしまい、
さらに時間が押してしまう。
しかも徹子がしゃべりすぎたためCMが連発。
結局11分過ぎにはじまったテレホンショッキングコーナーは
48分前に終了。

この日の記録は36分間。第3位の「明石家さんま」(レギュラー入りする前)の
「35分間」の記録を抜き、タイトルホルダー自ら第3位の記録を塗り替えた。

この進行がどこまで真実かは分からない。
最初からスタッフが悪のりした「織り込み済み」だった可能性もある。

ただ、タモリのうろたえぶりや(意外にも、彼はハプニングにはからきし弱い)、
コーナー予告のテロップの誤りなどもあったこと、そしてCM連発、
さらに次のコーナーゲストがジャニっ子だったことなどから
やはり本来のスケジュールが狂ってしまったと見るべきか。
(ジャニっ子のことは、徹子が呼ぶ(形の)ゲストが滝沢秀明ということもあり、
J事務所も大目に見てくれることだろうが)

ただ、これまでの第1位~第3位の記録がいずれも
1984年と番組の初期だったことからも分かるとおり、
この番組が持っていた自由さは最近失われている。
確かに昔はテキトーにコーナーを作ったり、作り替えたりもしていたし。

最近はお笑いタレントの順送り人事や
(鶴瓶、関根のように腕を買われて長く居座る大御所もいるが)
ご存じSMAPの重用(何かあればSMAPを映しておく、みたいな)など
昔の自由奔放さは失われている。まあ、長寿番組なら仕方ないか。
そもそも新宿のビルからの公開生放送なんて形態も珍しくなったし。

徹子がこの番組の「フロンティアスピリット」を呼び覚ます契機になればよいのだが。
この複雑化した現代では、それも難しいかな。

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