楽天、TBS株を買い占め
インターネット通信販売大手の楽天が、今度は放送局に手を出した。ホリエモン騒動の再燃。楽天はまた「後出しジャンケン」となった形だ。
いきなり株式の3割以上を買い取り、経営権を握ろうとしたライブドアとはやや異なり、15%超という微妙な割合の株を買い占め、買収ではなく「経営統合」を迫っている。ゆるやかな提携交渉は進めていたようだが、思い切った作戦に出た格好だ。
今年2月、弱冠32歳のライブドア堀江社長は、豊富なキャッシュを元手に、「唐突」な買収をフジテレビに仕掛け、世間をあっといわせた。
楽天もTBS社長が言うように「唐突」ではあるが、買収ではなく、「経営統合提案」をしてきた。一種の身売りのようなものである。自分が直接経営権を握るのはあくまで楽天だけで、TBSさんはどうぞお好きにおやりください、ということ。ただし大株主ですから、言うことは言いますよ、という立場にはなるだろう。
楽天側の狙いは、TBSの持つ豊富なコンテンツの権利や、同社が赤坂などに持つ不動産の運用益などと見られている。横浜ベイスターズや東京エレクトロンといった子会社の売却も迫っているようだ。(横浜の売却にはややうさんくささを感じている。1リーグ?)
突然(でもないようだが)株を買い占めて、どうですかアナタ、大株主ですよさあどうだ、という手法はホリエモンとあまり変わらない気がする。
ホリエモンを横目に球団を設立してみせた「ジジイ殺しの三木谷」らしいいやらしさ。今回も例によって記者会見の場で三木谷社長はヒゲをそっていた。
自分としては、楽天にはだいぶ世話にもなっているし、応援してあげたい気もするが、もう少しいいやり方はなかったのか、と思う。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- サッポロビール2年分(2014.06.22)
- よそ者の「流儀」(2014.04.30)
- タケダスポーツ(2013.10.01)
- コーヒー(2013.08.30)
- ハード&ソフト(2013.08.29)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント