熱い男 奥ゆかしい男
最近「ぐっさん」が熱い。暑苦しいくらいだ。
吉本芸人「山口智充」のことである。濃い容貌と低い声が逆に「信頼感」につながるのか、保険、アルコール飲料、缶コーヒー、果ては電話会社といろいろなCMに出演。今度はカップ麺のCMにも出るそうだ。
ぐっさんは芸達者。器用なモノマネで明石家さんまやダウンタウンなどの諸先輩から大喝采を受け、ものまねライブまで開くほどだ。大友康平などの歌手から、鳥の鳴き声までレパートリーは幅広い。
芸人としてのネタも上手で、「モザイクのかかったインタビュー」の再現といった小ネタも得意だし、気弱な店員、変なミュージシャンといったキャラも演じられる。
きょうも、ダウンタウンらと共演する新しいレギュラー番組が始まる。八面六臂の大活躍をするぐっさんであるが、お忘れではないかみなさん。
ぐっさんはもともと「DonDokoDon」(ドンドコドン)というコンビを組んでいる。相方は「平畠啓史」。サッカーでインターハイに出たほどのスポーツマンである。が、そのキャラはきわめて「地味」。ぐっさんがピン仕事をがんがん増やしているのに対し、平畠はピンどころかコンビ仕事すら少なくなっている状態。
平畠のもう一つの特技が「パチンコ・パチスロ」。その関係の仕事もやっているようだが、ぐっさんの活躍には遠く及ばない。
ネットラジオで平畠の話芸を聞くことができる。共演があの「よゐこ」なので基本的に前面には出ないが、しゃべり自体は下手ではない。ちゃんとオチをつけることもできる。
ダウンタウン松本のラジオ番組で、「ダジャレチャンピオン」の栄光に輝いたこともある。
ただ、「パチンコ」「ダジャレ」と地味な特技が彼にはまとわりつく。CMにバンバン出演するぐっさんとは対照的だ。
顔も地味な平畠はあえて「地味」を演じていると言われる。奥ゆかしい男だ。もちろん平畠も吉本だが、仕事の割り振り方が全く異なるのが現状。ギャラもおそらくひと桁違ったりするのだろうが、それを甘んじて受ける(ほんとに甘んじているのかどうかは不明)。
どこで出会ったのか、この二人は。
(追記 07/4/22)「山口智充」を「山口智光」と書き誤っていたので訂正。
平畠啓史は昨年、スカパーでサッカーワールドカップ情報番組のメインキャスターを務めている(が、さほど話題にはならず)。ネットラジオ「K'z station」については、ギャラが制作費を圧迫したよゐこが降板、中堅トリオ「東京03」と交代。そのため平畠がリーダー格にのしあがっている。今年こそ飛躍か。
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