旧地名
7/22の岩手日報夕刊投稿欄に、高齢者の男性から「タクシー運転手は、旧町名を覚えてほしい」という投稿があった。
いまでも中心部には「紺屋町」「住吉町」など住居表示が細かく分かれているところがまだ残っているし、モリオカンサイトでも、積極的に「紙町」「呉服町」「生姜町」などの(いまは住居表示に使われていない)地名を積極的に使用しているところがある。
盛岡市内には「町名の保護」「旧町名の復活」に力を入れている人たちがいるし、全国的にもそういう動きがあるようだ(金沢市など)。
個人的にはこういう動きにはあまり賛同を覚えない。どことなく「懐古趣味」的なものを感じるのだ。それに、『「××○丁目」より「△△町」のほうがわかりやすい』というのだが、「△△町」が増えればそれだけ覚える量が増えるわけで…。
旧町名を使う有用性もあるだろうけど、「まあご勝手に」というのが正直な印象である。
ただ、このお年寄りの投稿に関しては(普段は、高齢者の投稿に対し「またか」と思うクチなのだが)「なるほど」と思ったりもする。
タクシーにとって高齢者はいいお客様。その高齢者は旧町名しか知らない。しかも新地名は覚えられない(苦笑)。むしろ、「旧地名を知っているタクシー」はアドバンテージになるかもしれない。
冒頭の投稿者は「旧町名で行き先を言ってきた客に、『今は○○何丁目と言うのですよ』と教えてくれるといい」と書いている。そういうところから話が広がったりすると楽しいかもしれない。
タクシー業界も大変らしいが、「ほかとちょっと違うタクシー」は顧客にとって大きな魅力となるはずだ。
旧地名そのものよりビジネスチャンスに興味がある俺って、汚れてますね(笑)
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