紅林、民主へ
おもわず「ワー」と声を上げてしまった。
元俳優で社民党副党首の横光克彦前衆議院議員が、選挙戦を前に社民党を離党し、民主党から立候補する意志を固め、福島党首にも伝えたというニュースだ。きょうにも離党するという。
きのうの「報道ステーション」では、社民党の国対委員長として画面に映っていた。「社民党なんかやめちまえばいいのに」と思っていたのだが、まさか現実になるとは…
横光氏といえばなんといっても「特捜最前線」の紅林刑事役。地味ではあるがスマートなたたずまいは、他のどのレギュラー陣よりも「刑事」らしかった。「特捜サイト」運営者のはしくれとして、常に心の底でがんばれ紅林!と応援してきた。
しかし彼の所属していた党はガタガタに党勢を弱めた社民党。横光氏も前回の選挙では選挙区(大分3区)で敗け、比例で復活当選という苦い経験を味わった。
自民党の抵抗勢力としてはもはや体をなさなくなった社民党を見限り、いよいよ政権も見えてきた民主党への「移籍」は衝撃的だ。彼の離党が社民党解党へのきっかけになるのでは、という報道もあり、台風の目になる可能性も出てきた。
政治家・横光克彦を育てた社民党を「裏切る」ことは心苦しいと思うが(結果として解党となればさらに)、それ以上に、激戦が予想される選挙戦に立ち向かうためには、民主党という「大舞台」が必要なのだろう。
衆議院議員である(厳密に言えば昨日をもって「前議員」であるが)いまも俳優事務所には所属しており、ときおりバラエティ番組でも見かけるし、ドラマに出ることもやぶさかではないという話も聞く。
しかしいまの彼は「政治家」。要職を蹴り社民党を飛び出してまで、新しい道へチャレンジする姿が、「清烈」な紅林刑事とダブるのである。
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