大江戸捜査網のテーマ
時代劇コンピ「ちょんまげ天国」の中でもひときわ異彩を放つ曲が
「大江戸捜査網のテーマ」ではなかろうか。
パーカッション、エレキがリズミカルに4拍子を刻む中、
優雅な3連符を奏でるホルン。
そこに折り重なるように、軽快なトランペットとフルートの音色が、
3+3+3+4拍子という複雑なリズムで挿入される。
その後のホルンパートはもう何拍子か判別不可能…
そんな中、ストリングスが突如セオリー通りの4拍子。
しかし直後にトランペットが掟破りの5拍子。
そしてまた4拍子+3連符の世界へと戻る…
こんなぐちゃぐちゃな構成なのに、
曲自体はすらりと流れにのり、聴後感はスカッとさわやか。
西部劇のテーマ曲をベースにしているといわれるが、
作曲した玉木宏樹は天才だ、というほかない。
変拍子の曲というと「展覧会の絵」もそうだが、
どう考えても人間の生理に合わぬ「5拍子」や「7拍子」を
どうやってここまでしっくりいくようにこさえることができるのか、
教えてほしいものである。
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