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ドンキホーテ

 3/13フジテレビ系「EZ!TV」。特集で、昨年未曾有の連続放火事件に見舞われたディスカウントショップ「ドンキホーテ」の火災対策を取り上げていた。

 この特集ででてきた人物が気になった。「副社長室室長」(だったかな?)のS氏。現在、31歳という若さで、関西地方の20数店舗を取り仕切っている、いわゆる幹部候補だ。25歳で店長を務めていたときにも「EZ!TV」の取材を受けていたようで、そのときに陳列コンクールで汗を滴らせる姿が映し出されていた。

 このS氏。相当な御仁であった。

 テレビカメラ前で斜に構えた態度がまず「大物風」。うわっなんだこいつ、と思ったら案の定。聞き手の記者の質問に対し、「んー、まあね。俺はヤリ過ぎじゃネェかと思ったけどね」てな感じの、堂々たるタメ口をご披露なすった。態度だけ見ると、ほんとに「E.YAZAWA」である。(最近の矢沢永吉のほうが礼儀正しい)

 深夜まで働き店作り指導に当たるS氏。店を回り陳列をチェックする際も、「どこにあんだよスプリンクラーがぁ」「水、落ちてこねぇじゃん」などなど、汚い言葉で部下をなじる。清原も真っ青の迫力満点の口調と、汚い言葉遣い。
 多分、年上に対してもああいう態度なのだろう。「おいお前、年上だからって威張んじゃねぇぞ」みたいに。

 そのくせ、鬼瓦のような顔の「本部長」に対しては電話で「大丈夫ッスよ、任せてくださいよ~」とヘラヘラしている。多分鬼瓦からは相当しごかれているだろうが、それを感じさせない、あっけらかんとした会話の仕方である(電話の内容は火災対策なのに)。上司殿への「敬意」のあらわれか。

 画面で見る限り、まあはっきり言って「嫌な奴」だった。出世欲満々、自信家で野心家。他人を蹴散らすことに何の躊躇いもない、といった印象だ。

 個人的にはこんな「成り上がり風」の「体育会系野郎」は大っ嫌いなのだが、成長企業には常にこういう男たちの「圧政」がよくある。

 仕事のできない部下をなじるのは仕方がない。だけど、インタビューでも不遜な態度をとるのはどうだろう。客とあまり接しない上層部の人間とはいえ、客商売をする人間が、テレビスタッフに対しタメ口を利くのはどうだろう。そしてカメラの向こうには何千万人の視聴者がいる(さらにその中にはドンキホーテの顧客がいる)のに、だ。

 正直、ドンキホーテに関して悪い印象はない。あの事件の後、都内の店に何度か行ってみたが、(きょうの放送でも取り上げられていたが)対策もかなりしっかりしていると思った。

 でも、ああいう人間のいるドンキホーテはちょっと嫌だ、と思った。

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コメント

僕は放火事件の後、ちょっと問い合わせたいことがあってIRに電話をしてみたことがあります。対応はかなりちゃんとしていました。近所にドンキがあります。最近の店員はかなり頑張っているという印象を受けました。が、サカモト氏(あ、書いちゃったw)のせいで、そういう人たちのささやかな努力もすべて水泡と化してしまいました。あの態度を見て「ドンキで楽しく買い物をしよう」と思う人はまずいませんよね。まったく損しましたね、ドンキは…。

投稿: wmask | 2005.03.14 02:27

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EZ!TVという番組で「ドン・キホーテのその後」みたいな特集をやっていました。ドンキの特徴である圧縮陳列と安全性確保の狭間で、現場は苦悩していました。本部は十分... [続きを読む]

受信: 2005.03.14 00:29

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