俺は何を・・・
自分と同じ年齢、あるいは下の人々が活躍する話を聞いていると、
「はぁぁ」と思ってしまう。
店長、取締役、起業家、責任者、社長…
同い年の人間、年下の人間がバリバリ稼いでいる。
朝も夜もなく働く。部下も抱える。指示も出す。人もカネも動かせる。
それに、もう結婚してもおかしくない年だ。
子供がいたっていい年だ。
なのに俺。
会社では毎日液晶ディスプレイに向かって、
スケールの小さい仕事をポツポツやって、ひまができればネットサーフィン。
おそらくまだ多くの人が働いているであろう時間帯に帰宅の途につき、
自宅でも液晶ディスプレイをながめながら、横でテレビの音を聞きつつ、
エヘラエヘラと笑いながらグラスに入ったアルコールをチビリチビリ。
ああだめな男だ俺は。
この生活がいたく、気に入ってしまっているじゃないか。
おそらくこのままだめなまま、定年を迎えるのだろう。
いや定年なんてない世界にぶちこまれるかもしれない
(それは会社役員とか起業家という意味ではない)。
鶏口となるも牛後となるなかれ。
俺は牛のケツでたくさんだ。
牛(=社会)に組み込まれているだけでも幸せだと思うよ。
10月の少し肌寒い夜。
また今夜も、ひとり酒。
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