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2004年6月

パープル・タウン

八神純子の「パープル・タウン」という歌がある。
ニューヨークを題材とした歌詞で、
リズミカルながらメロウなメロディが特徴の佳曲で、ヒットとなった。

実はこの曲は「盗作騒動」があり、レイ・ケネディという人から訴えられてしまい
結局裁判に負け、「パープル・タウン」は訳の分からない副題をつけさせられてしまった
(その副題とは、ケネディの作品のタイトルである)。

まあこの「元となった」?作品についてよくはしらないが、
話によれば『サビ以外は一緒』らしい。

「パープル・タウン」は当初、八神純子の作詞作曲名義であった。
その後ケネディとその仲間の名前がクレジットされる羽目となるのだが、
八神純子は盗作した作品を平然と「私の曲です」と言うような人間だろうか?
シンガーソングライターとして売れていた八神がだ。

真相は「似てしまった」だと思うのだ。
どこかで「元となった曲」を聞き、それが脳の奥底に存在したまま
五線譜に「思いついたメロディ」を書いてしまった。
それが「似てしまった」真相ではないだろうか。

いずれにせよ、「パープル・タウン」はいい歌なんだよな…

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伏魔殿

今度始まる「はぐれ刑事純情派」の新レギュラーに、
トミーこと国広富之が加入すると言うことで、「はぐれ」派じゃないけれど少し気になっている。
番組の公式サイトをのぞくと、(ちょっと老けたが)相変わらず若々しい国広の写真が掲載されている。

ところで、トミーと一緒に新加入したジャニっ子タレントがいるのだが、
そちらの方は公式サイトに「写真がない」のである。
レギュラー刑事一覧で、ひとりだけ写真が抜け落ちているのだ。
写真がないから誰だかサッパリ分からない。

まあご存じの方も多いと思うが、
ジャニーズ事務所はネット上でのタレントの写真掲載をいっさい認めていない。
素人でもなんでも載せたら最後、担当者からの「脅しメール」が来るらしい。

たまぁに、スポーツ紙のサイトなどで「うっかり載っちゃう」ことがあるが
番組スチールの転載に写っちゃっていた、などのほんとに「うっかり」であり、
ふつうの記事ではまず写真は入らない。

なぜ、これほどまでナーバスなのか。

ジャニーズはアイドル全盛期に隠し撮り写真のモグリブロマイドで
だいぶ損をしたという被害者意識があるらしく、
それで肖像権に関してはイエローキャブのスケベヒゲ社長より厳しくなったようだ。

「はぐれ」のようにテレビドラマの公式サイトなどで
ひとりだけ写真が載らなかったりする。
「異常」である。

ま、ジャニーズ事務所自体が「伏魔殿」だからしょうがないのだが…

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ハローページにグッバイ?

ハローページの個人版って、必要なのだろうか。
最近になって、「希望者にだけ配布」しているというが、
いま必要としているのは役所とか興信所くらいじゃなかろうか。

そもそも電話帳の起源は「紳士録」みたいな位置づけだったのではなかろうか。
電話なんて誰でも持てるものじゃなかったわけだし、
それ以前にかけることすらなかったわけだから。

それが、電話が「市民生活に必要なインフラ」となり、
「電話帳に載ること」=「世帯主として認められたこと」になった。

言わずもがな、その図式を破ったのは「いたずら電話」と「携帯電話」だろう。
電話帳が、イタ電にはもはや必需品のようになってしまった。
そのうちに、電話番号の掲載不許可を申請する人が増えた。

さらに、電話帳には基本的に載らない、携帯電話の登場。
固定電話よりも安く購入できるようになり、
「固定電話はないが携帯は持っている」人が増えた。
そして携帯には電話番号登録機能もあるし
決まった人としか会話しないから電話帳なんかいらない。
なにか知りたい情報があればインターネットで調べられる。

こうして、電話帳はその命のともしびに冷たい風を浴びるようになったのである。
職業別(タウンページ)や、法人のハローページはまだ需要もあるかもしれないが、
電話帳を配布するNTTに加入しない人が増え、
さらに電話番号情報もネットで検索しやすくなったいま、
そちらのほうも存在が危うくなっている。

「電話帳を破る男」がいなくなる日が来るかもしれない。

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負けいくさ

きょうは公示日。参院選がスタートした。
岩手は残念ながら?改選一人区。
県庁の偉いお役人が二人仲良く県庁を辞め、
ひとつのイスを巡って熱いバトルを繰り広げている。

一人は自民党、一人は民主党。
岩手は言わずもがな「民主王国」「小沢王国」であるが
自民・公明推薦候補もかなり善戦すると見られ
(実は沿岸部ではまだ自民の方が強い)、
最後まで予断を許さない状況である。

その脇で、社民党や共産党も候補を立てている。

いつもながら思うが、こういう政党は
「負けいくさに、よくジャブジャブ金を使うなあ」と感心する。
スタッフだって、誰も「○○さんはがんばれば絶対勝つ」
なんて心底思っていないだろう。

まあこういう政党は、選挙に勝つことより
党の存在感アピールが第一目的らしいのだが、
それってちょっと違うんじゃないの?とも思う。
「参議院選挙」とか「○○知事選挙」なのに、
それにかこつけて党の宣伝ですかい?

ただし、青森の虎・羽柴誠三秀吉大将軍は許す。
たった一人の負けいくさだもの。

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メスを入れろ

公明党のポスターに「議員特権にメスを入れました!!」と
デカデカと書いてあった。

「反政教分離」や「院政」にメスは入れないんですかね。そうはイカンザキ、ですか。

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イィーイ、オール

オールったって、眠れなかっただけでして。
日曜日に昼寝をぶっこいてしまい、
予想通り、全然眠くない。(笑)
それでも酒を飲んで布団にはいるといつの間にか寝ているものなのだが、
体調が芳しくなかったようでさっぱり眠れず。
(酔いで)心臓がバクバク言う音が耳をつんざく。

それでもいつかは寝れんだろう、とたかをくくって
布団に入っていたら、窓の外がほの明るくなりはじめ、
そしていまこうやってキーボードを叩いているわけである。

NHKでは台風6号情報をやっており、
いつもの「やじうまプラス」がゴルフ中継なんぞで放送中止のため
そのまま「おはよう日本」を見ている次第。
九州・四国の方はそれこそ眠れぬ夜だったことでしょう。

いまさら眠気が顔をのぞかせてきたが、通常通り出勤せねばならない。
しかも今週は何かと忙しくなりそうだし…あぁ。月曜っていやだ。

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あややに呼ばれたら

最近テレビで、「松浦亜弥」の出ているスカパーのCMをよく見る。
あややに「高橋さん好きだけどいやよスカパーなしじゃ」なんて言われたら
元あややファン(?)としては、看過するわけにもいかず…
ついつい家電店のチラシをチェックする自分であった。

スカイパーフェクTVキャンペーンサイトによれば、
国内のポピュラーな名字39種類それぞれでCMが作られているそうで、
47都道府県の名字ランキングをチェックしながら、
全バージョンのCM映像も見ることができる。
あややがいろんな衣装を着て、セットも変えている。

岩手県では「佐藤」「佐々木」「高橋」がトップ3なのだが、
いまのところ「高橋さん」バージョンしか見ていない。

以下「千葉」「菊池」「伊藤」「菅原」「阿部」「及川」「鈴木」と続くが、
あややが呼びかけているのは「伊藤」「鈴木」のみ。
菊池姓や菅原姓は全国的には少数ですからなぁ。
だけど、「俺の名字も呼んでほしかったなぁ」という人は多いだろうね。

全国のベスト10は
「佐藤」「鈴木」「高橋」「田中」「伊藤」「渡辺」「山本」「中村」「小林」「加藤」。
もちろん全バージョン制作されている。

ちなみに沖縄のベスト10は
「比嘉」「金城」「大城」「宮城」「新垣」「玉城」「上原」「島袋」「平良」「山城」。
このうちベスト3(比嘉/金城/大城)のバージョンが制作されている。
他県ではまず見られないだろうからこれは貴重。
(といっても、「大城さん編」は「高橋さん編」と同じ衣装・同じセットだったけど)

沖縄のように、全国的には珍しい名字でも、
地域で多い名字というのにはちゃんと配慮されているようで、
たとえば沖縄は、比嘉は全国442位、金城416位、大城403位と
下位ながら、CMが作られている。
(そうでなければ沖縄ではこのCM流せなくなるからね)

そのほか黒木310位、甲斐307位(ともに九州で多い)、
山根259位(島根県で上位)、古賀210位、三宅195位あたりが
その他の名字を抑えて制作されている。

あややに呼びかけてもらえる人は幸せ…かも。

※「松浦」と聞くと、いまだに「モスクワの松浦記者」を思い出します。

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冷麺とは?

「冷麺」とは、関西以西では「冷やし中華」と同義語のようだ。
だが、断言させていただきたい。
『冷やし中華は冷やし中華と呼べ!』

なんと言おうと、冷麺は「朝鮮半島発祥の辛い麺料理」である。
中華そばに野菜や卵、肉類をのせ甘酢そばつゆをかけた料理である「冷やし中華」を
「冷麺」と呼ぶことなど笑止千万。

冷やし中華には冷やし中華という立派な名前があるではないか。
それに、中国に行って冷麺と言っても冷やし中華は出てこない。
なぜなら冷やし中華は仙台生まれの『中華風料理』だからである。

冷やし中華を冷麺と呼ぶのなら、
あのゴムみたいな麺の料理はなんと呼べばいいのか。
「韓国式冷麺」か?「盛岡冷麺」か?
いや、盛岡なんぞつけなくともよろしい。「冷麺」で十分。
だから冷やし中華は冷やし中華と呼べばよろしい。

冷麺どころ・盛岡の一市民として、
そして、冷やし中華ファンとして、
強く主張するものである。

「冷麺でええやんか~」? 「そげなもん、冷麺でよか!」?
ふざげんでね!

#「盛岡で冷やし中華を頼むと盛岡冷麺が出てくる」なんて書いている
 サイトがいくつかあるが、そんな馬鹿げた話は聞いたこともない。信じないように。

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金持ちケンカせず…?

うるさかったお隣夫婦がやっと静かになった、と思ったら、
昨日から、階下の家の独身男がうるさい。(こっちも一人暮らしの男だが)
安普請のアパートに住んでいることを改めて後悔するのである…。

昨日は友人らしき人間も来ていて、音楽鑑賞&雑談。
音楽と会話の音がズンズン響くのでイライラし、
仕返しに、滅多に使わないスピーカーをステレオにつなぎ、
ウーファーを床に向けてやった。が、効果なし。

下の男、これに怒ったのか、きょうもバリバリのロックをズンズンかけてやがる。
こっちもきのうと同じことをしてやったが、
逆上したか、ますます音を響かせる始末。

「金持ちケンカせずだ」、とあきらめ、スピーカー作戦から撤退。
パソコンにヘッドホンをつないで我慢することに。
しばらくして、下の家の音楽もやんだ。

実は、下の家が引っ越してきた1年前にも同じようなトラブルがあった。
ヤロウ、友人を大挙して家に呼び、
深夜3時まで音楽&雑談のオンパレード。ヘキエキし抗議に行った。
そのとき以来、奴の顔を見ていない(苦笑)。おかげで顔も忘れた(爆苦笑)。

それ以降も音楽が響くことがあったが、秋口以降はぴたりとやんでいた。
いきなり、半年ぶりの騒音復活である。
暖かくなって音楽が聴きたくなったとでもいうのだろうか。

仲良くなれそうにもなく、引っ越しまで考えたのですよ。
でもたぶん引っ越した先でも同じようなトラブルに遭うんだろうな、とあきらめた。
下の男は仕事場が近所らしいので、当分引っ越すことはないだろう。

いまもまだ静寂が保たれている。それがいつ破られるのかと思うと、落ち着いていられない。
またこんな低レベルのバトルをせにゃならんのだろうか。
金持ちケンカせずと言ったって俺金持ちじゃないし。

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ネット通販

最近とりあげた「リカール」や「ルパン三世ミュージックファイル」は、
ネット通販で手に入れたものである。
酒に関してはネット通販は圧倒的に安い
(デ・カイパーのリキュールは1本1000円の「やまや」のほうが安いけど)。

CDや本は(新品は)正価販売だけれど、すぐに手に入るのがうれしい。
まったく、便利な世の中になったものだ。

そろそろボーナスなので、(スズメの涙ちゅんちゅんだけれど)
最近いろんなものをネットで衝動買いしている。
楽天の価格比較サーヴィスはとても便利だし、
CDや本はAMAZONでポンと買える。
きょうは都合によりbk1を初体験したけれど、やっぱり便利。
AMAZONもbk1も原則送料無料というのがいい。

5年前くらいまでは入手するのに一苦労していた品が、
キーボードぱしゃぱしゃでスルッと家まで届けられるんだから、
まったく世の中変わるものだ。

そのうち生鮮食品もネットで買うようになったりして。
ううっ、つまんねー。野菜や魚くらいは、見て買いたいな。
(そうもいかなくなったりしてね)

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ファミリーマート

ファミリーマートが、岩手県内にどんどん増殖している。
宮城県境エリア(県内では「両磐」と呼ばれる地帯)からじょじょに北進を進め、
近々にも県庁所在地・盛岡近郊へ進出する予定だ。

岩手県は元々他県資本を寄せ付けない土壌がある。
コンビニも、地元スーパーチェーン資本の「東北スパー」と
酒屋あがりの「キャメルマート」が幅を利かせてきたが、
ここへ来てファミリーマートが目をつけた。

ファミリーマートにはあまりいいニュースがなかった。
東京ではセブンイレブンの一人勝ちが続き、
このままでは勝ち目ナシと踏んだか、
これまで空白地帯だった北東北を焦点に合わせたようだ。
今のうちに手をつけておけばセブンイレブンもやってこないだろうし…
(ちなみにセブンイレブンも北東北は未進出に近い)。

ファミマといえば、もと西武グループだった縁で「無印良品」の販売があるし、
ファーストフードにも強い。
また、先述の地元系チェーンでは手薄な「各種料金支払い」や
「端末サービス」も期待できる。

大手資本が来ることは(これまで飢えてきたこともあり)正直うれしい。
地元チェーンも、ローカルTV局とのタイアップで力を入れているようだが、
マーケティング活動には限界があるだろう。
そこら辺は全国資本は一枚も二枚も上手だ。キャッシュフローも豊富?だし。
品揃え、掃除、接客…「基本」のところでも地元チェーンは甘い。
どういう決着になるんだろうか。

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3分クッキング

「キユーピー3分クッキング」が、ただの「3分クッキング」になっていた。

キユーピーの子会社「サラダクラブ」社は24時間稼働の工場を持っていたが、
深夜はほとんど外国人が勤務しており、その中から不法就労状態の外国人が
多数摘発されたのだ。

それに伴い、サ社の親会社であるキユーピーは、広告を自粛。
当然、提供番組である「3分クッキング」からも一時撤退している。

岩手県では名古屋・中部日本放送(CBC)制作の番組が放映されているが(*)、
キューピー人形が踊るオープニングタイトルは別の映像に差し替えられ、
CMも「AC」のオンパレード。

番組自体は通常通りに淡々と進行していたが、
「3分クッキング」=「キユーピー」なだけに、
そのがらりと変わった雰囲気に、違和感を感じざるを得なかった。

もし「ごきげんよう」からライオンちゃんがいなくなったら…小堺一機はうろたえるだろう。
そんな冗談じゃすまないケースもある。
雪印に至ってはその不祥事で「料理バンザイ!」を終わらせてしまった。

「3分クッキング」は何週間か経ってみそぎが済めば元に戻るとは思うが…
一社提供は、恐ろしい。

*「3分クッキング」と言えば「日テレ」という人が多いと思うが、
 実は北海道から沖縄まで、日本の約半分の地域で、
 CBC版がTBS系列局によって放送されている。
 東京や大阪で放送がないばかりに
 マイナーな地位を余儀なくされている、「幻の番組」である。

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ぶっちゃけ皇太子

皇太子の例の発言から一ヶ月。
肝心の本人は出てこないが、文書では改めて
自分と妻(雅子妃)への冷遇について憂慮を示している。

「象徴であるところの天皇ご一家はお上品につとめるべし」という風潮を
突きやぶって一発ぶちかました皇太子の男気に拍手は送りたいが、
マスコミは皇室批判をしたくないからか論調が皆同じ、「皇太子スゴイよ」ばかり。

テレビでは司会もコメンテーターも
「宮内庁けしからん」「役人に何が分かる」のオンパレードで
皇太子側の「言ったモン勝ち」状態。

しかし、今朝の「やじうまプラス」(テレビ朝日系)では
財部誠一が、海外の口さのない報道に同調しており、「珍しいな」と思った。
彼も日本のマスコミのワンパターンぶりにあきれていたと見える。

マスコミは、皇太子の「雅子の人格を否定する動き」発言を受けて
「宮内庁の役人ども」に焦点を当てているが、
皇太子発言は、ややもすれば「お世継ぎ問題」を興味本位で取り上げがちな
マスコミにこそ向けられたものではないのか。
宮内庁ばかりが悪者じゃなかろう。

皇太子も、「日本のマスコミは味方だ」なんて思わないでほしいものだが、
我々庶民には、そのマスコミのバイアスがかかった報道しか伝わらないのが残念である。

「俺たちにも働かせろよ」と役人に詰め寄るくらいの気概があってもいい。
「うちらはパンダじゃないんだ」とマスコミに怒りをぶつける元気があってもいい。
「女性天皇でいいじゃんかよ」と国民に胸を張る心構えがあってもいい。

日本の象徴として、もっとけっぱれ皇太子。

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異常なる音楽評論シリーズ3・ルパン三世1978ミュージックファイル

本日到着したばかりの「ルパン三世1978ミュージックファイル」を取り上げる。
またも、大野雄二なのである。

サントラの鬼・高島幹雄がVAPを退社後独立したおかげで、
コロムビアが権利を所有する「新ルパン」のマニアックなサントラ盤を
こうやって堪能できるわけである。

前作1977編では、番組立ち上がり期のテイクがおさめられた。
低予算ゆえ少人数の編成で、音質も良くないのだが、
耳なじみのある曲ばかりで、楽しませてもらった。

今回入手した(リリースは1年くらい前である(汗))1978編は、
予算もアップし、編成・音質ともに向上したテイクとなっている。
前作1977編とはうってかわって、
放送ではほとんど使用されていない曲が目立ち、マニアックな選曲となっている。

サントラには欠かせない「高揚感のある曲」(By幹雄)は、
1978年の収録では少なかったようで、
このCDでは「メロウな曲」(By幹雄)が中心である。

したがって多少物足りなさも感じるものの、
放送ではまず使われていなさそうな曲が多いだけに、
いやいやなかなかどうして、新鮮な発見もあった。
ややもすればワンパターンに陥りがちな大野サウンドであるが、
このCDでは、ハープシコード(チェンバロ)を使った曲なども多く収録され、
「こんな曲も作ってたのね」と感心しきり。

そして我らがアニイ水木一郎が歌う「ルパン三世のテーマ」(愛のテーマじゃないよ)も
今度はフルサイズが収録されており(1977ではTVサイズ)、要チェキラのヒトコト。
大野御大は、Mr.アニソン・水木アニイの起用には懐疑的だったようだが、
もしアニイが歌ったヴァージョンがテレビで採用されていたら…と思うと
なんだか胸躍るものがある。

ワインなど傾けながら、しばし音に酔いたい。
そう思わせる「大人の」アニメサントラなのである。
こどもにはもったいない。(わかんねーだろうしね)

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恥の上塗り、鯉のぼり

 窪塚洋介の華麗なるダイビング・プレイ。マスコミで連日話題沸騰中だ。

 警察もマスコミも「意図的な飛び降り」だと言っているのになお、事務所は「鯉のぼりセットを片づけようとして…」と言い張っている。

 あほか。うっかり落っこちた奴が円弧を描いて9メートルも飛ぶかいな(突き落とされたとしても9メートルは飛ばないらしいし)。そんな言い訳、恥の上塗りだ。

 窪塚という男、ちょっと足りないお子ちゃまっぽい感じもするが、逆に計算高そうなところも見受けられる。「フェンスにぶつかれば死なずに済む」ところまで計算に入れてダイビングしたとすれば…こりゃ相当のタマである。

 じゃあ、なんのためにダイビングするの? 死ななくとも、怪我することくらいは分かるだろう。

 …やはり、「正気の沙汰」で飛び降りたわけではなさそうだ。

 窪塚の奇行がどんどん明らかになっている。前日には小さなホールを借りて講演会だかをやったらしい。参加者によれば、ガリガリに痩せてたそうだが、やっぱり「奇跡の葉っぱ」で変身したのだろうか。

 また、「3日前から悩んでいる」とかいいながら、妙にハイテンションだったそうだ。

 マスコミは気を使ってはっきり書いていないが、窪塚は「薬物中毒」か「鬱病」のどちらかなのだろう。

 ダイビングが自死願望によるものでないとすれば、鳥にでもなりたかったんだろうか。でもなれなくて、鯉のせいにしている。

 できちゃった子供が泣いてるよ。情けないパパだねって。

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新製品情報「コカコーラC2」

コカコーラが満を持して放つ新製品。CMもどんどん放映していた。
自販機でもスペースを確保し「近日登場」のシールを貼る念の入れよう。

しかしてその実態は、なんのことはない、「コカコーラとダイエットコーラのハーフ&ハーフ」。
味わいそのまま、といいながらもじんわり舌に残る人工甘味料の後味。
カロリーは100mlあたり19kcalと中途半端。

自分は人工甘味料の味は気にならないので、ダイエットのほうがいい。
まあ、「コーラの味わい」と「カロリーオフ」を天秤にかけたい人には
いいかもしれないが、人工甘味料嫌いの人にはなお気になるはず。

「バニラコーク」の二の舞にならなければいいが…
こんな半端な商品を出すくらいなら、ドクターペッパーを全国展開してほしかったゾ。

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今年こそ暑い!?

最近、夏が来たかのような陽気が東北を襲っている。
まあ、それも明日で一休み。
雨がちな天気がやってくるようだ。
そのまま梅雨に突入すると思われる。

東北は近年梅雨に好かれているようで、
6月からしとしとと雨っぽくなり、雲ばかりの空に涼しい気候が続くまま
秋を迎えるパターンが多い。
いわゆる「梅雨明けがなかった」という奴である。

関東以西の方にはうらやましがられるのだが、
夏らしい夏がないなんてちっともうれしくない。
ただでさえ、短い夏だというのに。

しかし今年はこの暑さからみるに、
確実な梅雨明けが来てくれそうな予感がする。
夏を味わえると思うとワクワクする。

寝苦しい夜が恋しい今日この頃なのである。
(ただし実際に寝苦しい夜はほんとうに苦しいのであるが)

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バカの国

「スーパーサイズ・ミー」という映画がアメリカで話題になっている。
監督自らマクドナルド製品を3食毎日食べ続け、
体調を崩し医者から「死にますよ」と言われるまでを描いたドキュメンタリーだ。

こんな映画が話題だというのを聞いて、
アメリカ人ってホントに「馬鹿」だなぁ、と思う。

アブラまみれの食い物をデルィシァスとかいいながら食いまくってブクブク太る奴。
ブクブク太ったあげく、企業を提訴する奴。
そして、食い続ければ不健康になることくらい誰でも分かりそうな食い物を
食い続けて「さぁ、どうだ!」なんて映画を作る奴。

こいつら馬と鹿と馬鹿だ。馬鹿、ばか、バカ。
マクドナルドが食えなくなるじゃないか。

http://www.supersizeme.com/

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石原良純の天気予報

石原良純と聞いて、何を想像するだろうか。
「石原一家」「マユゲ」「マイコン刑事」…
一番はやっぱり「気象予報士」だろう。

石原といえば「スーパーニュース」の天気コーナーでおなじみ…
と言われているが、
この天気コーナーは「関東ローカル」である。
したがって、関東地方以外では
「ヨシズミ=天気」は通用しないはずなのだ。

まあ、自分の場合は仕事で東京に行った際に
宿に7時前に着いたりすると見ることもある。
そういう人は結構いるだろうから
上の図式はまったく知られていないわけではなさそうだ。

でも、やっぱり「ヨシズミの天気予報」を知らない人も全国には多いわけだから
そこらへんをちゃんと意識して番組づくりをしてほしいと思うのだが、
テレビ番組を作る人たちはだいたい首都圏にいる人たちだから
こんなこと知ったこっちゃないんだろうなぁ。

一番いいのは天気コーナーを全国放送にすることなんだけど。
一流タレントを関東ローカルに押し込めるなんて、フジテレビはゼイタクだ。

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よみがえれ、G.Crew

低価格ソフトウェアで有名だった「メッツ」が、
ソフトウェア部門から撤退するという。
4月には発表されていたニュースなのだが、
全く知らなかった。
G.Crewにはもう7年くらい世話になっているというのに…

屋台骨がおかしくなっていたことは知っていた。
ソフト販売をネットに全部移行したり、
新ビジネスにあれこれ手をつけてみたり…
いろいろと「失敗」を積み重ねて、今回の事態に至ったようだ。

創業者も山師っぽさが抜けない御仁で、
ベンチャー気分から抜け出せないまま、
あれよあれよと赤字を作ってしまったのだろう。

低価格路線の看板はソースネクストに取られたが、
1980円という大胆な価格設定を行い、
書店やホームセンターなど新たな販売チャネルも発掘した
ソース社は一枚も二枚も上手だった。

メッツももっと商売上手でいてくれたら…と思うが、
とりあえずG.Crewなどのソフトウェアは
「アールアンドアイリサーチ」という会社にすべて引き継がれるようである
(しかしソースコードなどの資産がすべて償却済みというのは…いやはや)。

メッツ自体は、ソフトウェア部門廃止が好感され、株価が上がったようだが
もはやどうでもいい。
あとは、G.Crewが今までどおりちゃんと使えるソフトでいてくれればそれでいい。
アール社はサイトに工事中が多すぎて不安だが…

(追記 07年1月)
その後「G.Crew8」をダウンロード購入
販売権はアール社からデザインエクスチェンジに移動しているが、
店頭パッケージでは用途を限定した素材と抱き合わせて販売されるなど、
積極的な販促はされていない。
まだまだ完成形のソフトウェアではないと思われるが、
新バージョンの開発がされている様子はなく、おそらく「8」で打ち止めか…

※追記2(07年9月)
「G.Crew」で検索されてくる方が多いようなので、
サンプルを作ってみました。参考までに…

※追記3(09年5月)
まだまだG.Crewのキーワードで検索してくる方が多いのに申し訳ないが、
OpenTypeが使えないことや、メーカーもさじを投げていることから、
使用の継続は断念。
長年ATOKを愛用していることもあって、
ジャストシステム「花子」を現在勉強中である。
G.Crewのブラッシュアップが再開されたら、また考えるが…。

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お隣さん

昨年から住んでいるアパート。
隣に、約1ヶ月前から、カップルか夫婦か分からないが、越してきたらしい。
「らしい」。

そう、隣に越してきた連中、一度も顔を見たことがないのだ。
当然、挨拶にも来ていない。

アパートの前の駐車場には、エアロのついた黒いワゴンタイプの大きな乗用車と、
キティちゃんのぬいぐるみが乗っかった黒い軽自動車が停まるようになった。
仲良く黒いクルマが2台。
たぶん20~30代の男と女だろうが、詳細は分からない。

しかし、挨拶くらいはしてほしいもんだ。
菓子折もってくるのが礼儀だろ、
とかそんなことを言いたいのではない。
隣に越してきた人物が誰か分からないで生活することが気持ち悪いのだ。

夜中10時過ぎてドタドタと足音を立てながら帰ってきたり、
11時過ぎてもまだ洗濯機の音がしたり、
12時回ってから押し入れを音を立てて開け閉めして、何か(フトン?)を出し入れしたり。
隣に「気兼ねなく」生活しているようだが、
こっちは十分気兼ねさせられている。誰だか分からないし。

しまいには、顔を合わせそうになるとこっちが隠れたりする始末。
けっこう、ニアミスするのだが、
もうここまで来ると、最後まで顔を合わせないでしまいたい。

それでもいつかはバッタリ顔を合わせることだろう。
たぶん、ヤ○キーっぽい人たちだと思うんだが、
ふつうのサラリーマン夫婦だったら…

ああいやだ。

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