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キング・カズ

 テレビ朝日系「スーパーJチャンネル」土・日版のキャスターとして、この春からあの「吉澤一彦」アナが起用された。この名前を聞けば、(一部地域にお住まいの方をのぞき)誰もが思い出すあの番組。「やじうまワイド」である。

 朝刊各紙の内容を紹介しながら、コメンテーターの解説トークで理解を深めるという形式の番組。地道に20年以上の歴史を刻んできた名門番組だった。02年、7月という半端な時期に、関東ローカルの土曜版で幕を閉じる(全国では見られなかった!)という、あっけない最後を遂げた番組であるが、柔軟路線に走る他局とは一線を画す辛口な内容に魅了された方も多いだろう。

 吉澤アナのワンマン司会ぶりは、同僚からも「キング・カズ」と呼ばれるほどだ。確かに、局アナらしからぬ語り口はまさに「キング」であった。コーフンする禿頭のコメンテーターを操縦したり、女性アシスタントを冷たくあしらう姿も印象的だった。
 妙なところで噛むことが多く、正直、それほど「立て板に水」というわけでもなかったが、そんな部分も見えなくなるくらいの独特の「キング」ぶりが、視聴者を魅了した。

 キング・カズの同期には、あの「古舘伊知郎」もいる。いまや言わずとしれた「報道ステーション」のメインキャスターだ。
 そのほか、「スーパーモーニング」「朝まで生テレビ」の渡辺宜嗣、「ワイド!スクランブル」の佐々木正洋、スポーツ報道で活躍する宮嶋泰子、現在フリーでCMにも出ている南美希子がいる。キング・カズが入社した年は、大豊作だったのだろう。

 個人的には、古舘なんかより、キング・カズにあの時間帯を「仕切って」ほしかった気もする。

 「やじうまワイド」終了後は、関東ローカルの視聴者説明番組の司会をひっそりと担当するのみであったキング・カズが、約2年ぶりに全国の視聴者に顔を見せてくれたわけだ(しかも「やじうま」の放送がない関西地方デビュー?も果たした)。

 「スーパーJチャンネル」では、(アドリブ語りは相変わらずカミカミだが)基本的には用意された原稿をスラスラ読み上げるだけのキング・カズ。ああ、朝から毒々しいあの語りを、また聞きたいものだ。

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