パスポート写真奮闘記

とうとうパスポートを作る羽目になった。
海外出張をすることになったからだ。
あんまり行きたくないのだが、上司命令には逆らえず…。

盛岡市の場合、「アイーナ」の2階に、
パスポートセンターがある。
平日しか書類を受理しないようなので、休みを取って午前中に行った。

銀行によくある順番待ちマシンの紙を引き抜いたが、
すぐに呼び出された。
しかし窓口のお姉さんから「申請書を書いてからにしてくれ」と怒られる。

よく見ると入り口付近に「申請書をこちらでお書きください」と書いてある。
どうも初めてのことになると緊張してしまう。

で、申請書を書いて改めて窓口に必要書類を提出。
「戸籍謄本」(正式には全部事項証明書、と言うらしい)と、
証明写真。

ところが。
証明写真で引っかかった。「これじゃダメですね」。

自分で撮影し、自宅のプリンターで、写真用紙に印刷したものだった。
証明写真撮影機、けっこう高いじゃないですか。

だから自分で作成しようと思って、
一応、10年使うものだし、
クソ暑いさなか、ネクタイをしめて自撮りした。

しかし窓口のお姉さん曰く「画質が悪い」。
デジカメで解像度を高めにして撮影し、写真用紙も使ったのだが、
それでも「粒状感」は否定出来なかった。

ブ◎ザーのプリンタだからダメなのか?
紙を2枚送りされたりして、結構苦労して印刷したのだけど。

ダメと言われたら引き下がるしかなく、
すごすごと旅券センターをあとにした。

入り口のすぐ横には、証明写真撮影機もあったが、
くやしくて使う気にならなかった。

数十分かけて自宅に戻り、
外したネクタイを再度締めて、自分で撮影。
どうしても顔が傾いたり、体が傾いたり。
悪戦苦闘の末、これでいいだろう、という写真が撮れた。

自宅に戻る間、スマホで調べた。
高画質で印刷するには、コンビニのプリント機を使えばよい、と。

デジカメのデータを、「横7:縦9」の比率にトリミング後、
再度旅券センターに向かう途中、
デジカメのSDカードをコンビニに持参。

先ほどのサイトには「30円でできる」とあったが、
パスポート用証明写真は「200円」だという。
1分ほど待ってプリント。1枚の写真用紙に、
同じ写真が4つレイアウトしてあった。

それを、旅券センターのお姉さんにつきだした。
今度こそ大丈夫だろう、と思っていると、
その写真を、チェック用のフレームにあてがって首をひねる。
そして、事務所の後方にいるであろう上司に見せに行った。

帰ってきたお姉さんは「やっぱりこれは使えません」。
顔が大きすぎる、というのだ。

コンビニでプリントした写真用紙を握りつぶしながら、
苦虫もかみつぶしながら再度、旅券センターを出た。

お姉さんは言う。「そこに証明写真撮影機がありますので…」。
もう、意地でも使わない。

パスポートの証明写真は、顔面のサイズも細かく規定されているという。

写真の縦のサイズは45ミリ。
頭部の上端から写真の上端までは4ミリ±2ミリ
(毛髪が多い場合ははみ出してもいいようだが、
そのあたりはよくわからず)。

顔面の大きさは頭部の上端からあごの先まで34ミリ±2ミリ。
この「顔面の大きさ」が、規定に合わなかった。

実際には調べたつもりだったが、
敵もさるもの。素人がすぐに理解出来るものでもなかった。

またも自宅に戻る。
先ほど撮影したデータを再度加工する。
ここら辺は、昔からレイアウトソフトをいじり倒してきた
スキルが生きる。

Fra


Inkscape」で、さきほどの顔面の大きさ規定に合うような
フレームを作成し、それにオノレの顔面が合うように写真をトリミング。
もうこんな醜い顔は何度も見たくないのに…。

最初に紹介したサイトを見直した。
パスポート証明写真のサイズになるように、
写真をレイアウトしたデータを使い、
コンビニプリントで「L判」の写真印刷をすれば、
30円で済む、というのだ。

さきほどは200円で証明写真印刷をしたが、
これはコンビニプリント機が「自動でレイアウトして」
L判用紙に印刷するものだった。

その「自動でレイアウト」を人間がやれば、30円で済む、
ということなのだ。

っていうか、証明写真にレイアウトするだけで
170円も高くなるのかよ!

で、そのデータもInkscapeでちまちま作った。
念のため、サイズは数パターン用意した方がいいらしいので、
大きさを数パターン変えて、レイアウトしたデータを、
Jpegに変換して、SDカードに入れた。

それをまたもやコンビニに持参し、
L判の写真印刷を行う。今度は30円である。
さっき失敗してるから合計230円払ってるんだが、
それでも証明写真撮影機(400~600円程度)よりは安上がりである。

で、みたび旅券センターへ。
またですか、という顔のお姉さんに
今度こそ、の思いで写真を提出した。

「はい、結構です」。
ヤッター! …とは言わなかったが、
心は小躍りである。

パスポートは8日後に出来てくるらしい。
結構待たされるもんだな…と思いながら、
お姉さんから今度の手続きを聞き、帰宅の途についた。
もうここには来なくていいのだ
(いや、実際にはできあがったパスポートを受け取りにくるのだけど)。

結論。
パスポートを作るときは、おとなしく証明写真撮影機か、
写真スタジオで撮りましょう…。

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コミュニケーション

東京でコンビニに入るとイラッとくる。
店員がまあ挨拶しないのなんの。

ガイジンなら分かるのよ。でも日本人でも、
客が目の前にいるのにフンって顔してるんだから。

岩手のコンビニじゃ、まああり得ない。

東京は、何もしゃべらなくても生きていける、
コミュニケーションレス社会なんだろうな、と改めて思う。

そう思っていた。
思っていたら…
渋谷のとあるラーメン店。

中国人の団体が入ってきた。
ベテラン店員が「メニューいる? これチャイニーズメニューね」と
中国語が書いてあるであろうメニューを差し出す。

食券のシステムがわからないらしく、
お金を払おうとする客。

店員は後払いでもいいと伝えたいようで
「あー、あー、今払わなくてもいいから。
だからー、フィニッシュ! フィニッシュのときにね!」

フィニッシュじゃなくてレイターじゃないの、と心の中で突っ込む。
日本語もところどころ混じってるし…伝わってるんだろうか。

しかしこれが伝わってるんですよね。
言葉なんて、伝えようとする熱意の方が大事。

日本人が英語をしゃべれないのも、
試験英語が基準で、文法ばかり気にしているから。
ブロークンでいいのよ。ラーメン屋のおじさんみたいに。

でもまずは、あいさつくらいできなきゃ…

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うる聖やつら

東京出張でバスに乗る。
満員でギチギチの車内に突如響き渡る中国語。
携帯電話の、しかもスピーカーで通話している。
テレビ電話だろうか、相手の声も周囲にダダ漏れ。
厚顔無恥というか、何というか…
自分さえ良ければいい、といういかにも中国人らしい行為である。
孟子先生や孔子先生はなんと思うのだろうか…。

ホテルで一泊し、朝食時間。
食事をするレストランルームと、
休憩をするリビングルームが、扉で明確に分かれているのに、
リビングのソファに陣取って構わず食事をする、
南米系の女たち数人。
いや、どう考えてもそこは食事する部屋じゃないだろ、と思うが
「ワタシタチニポンゴワカリマセ~ン」とでも言いたいのだろうか。

まったくガイジンはこれだから…
と思えば、日本人も恥知らず。

やはりバスの中。外国人はいなかったが
日本人のおやじが堂々とガラケーで大きな声。
まあひとりくらいは…と思っていたら、
澄んだ音色の着信音が響き、またひとりのおやじが会話を始めた。
後ろの席の二人組が苦笑いしていたくらい。

一仕事終えて乗った電車の中でもそうだった。
ややガラの悪い、いい方をすれば「根はいい奴そう」な30~40歳のオッサン4人組が
通路をまたいで座っていた。それだけで威圧感のある集団だが、
ほろ酔いしているようで、明らかに声がでかい。
電車の音にかき消されまいとますます大きな声を出す。
会話の内容もがイヤでも聞こえてくるのだが、
「あいつは◯◯◯◯だからよぉ~」と、
「陰茎の先端部が大きいこと」を指す俗語。
すぐ近くに女性客もいるのに…わざとやってるのか?

またもホテルの朝食。
ラテン系の女が去って、さあコーヒーでも…と思ったら
朝食を済ませた日本人のおやじが隣に座った。
何もしなければかまわないけど、
「チュワッ、チュワッ…」と口から音を断続的に出す。
歯に詰まった食い物を除去しているのだろうか、
単なる癖か…
他人がいるのに、よくそんな不潔な音が出せるものだ。
何の意識もないのだろう。

全く、人間というのは恥知らずな生き物である。
そりゃ、自分のことを孔子さまや孟子さまのような
聖人君子とは思っていないけれど。

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立つ鳥跡を濁さず

ご無沙汰しておりました。
Twitterで事足りることが多くて…sweat02

仕事で、某カプセルホテルに泊まった。
机とイスがあって、そのスペースからベッドに入るタイプ。
アコーディオンカーテンで個室を間仕切るだけなので、
周囲の音は耳に入る。
いちおう耳栓は持参してきたが、それとて全てを遮音するわけではない。

ベッドに潜り込んでいると、
真向かいから頻繁に聞こえる咳払い。
ゲホゲホ、ゲホゲホ…

風邪でも引いてるんだろうなぁ。
お気の毒に…なんて思うわけがない。
うるせーんだよ。

結局、気になりながらも、
あちらが寝静まったであろう頃に、
こちらもようやく寝たようである。

しかし目覚めもやっぱり「ゲホ、ゲホ…」。
全く、風邪っぴきでカプセルホテルなんか泊まるんじゃないよ。

不快な気分のまま、アコーディオンを開けると、
その咳払いの主もアコーディオンを開けていた。

見るからに20代の若者だったが、
個室内はゴミで散らかっていた。

朝風呂を浴びて個室に戻ると、
あちらはすでにチェックアウトした模様。

よくないとは思いつつ、あちらの個室をのぞくと、
あらためてその散らかりったらない。

鼻はかんでいないと思っていたが、
ゴミ箱は丸めたティッシュであふれ、
入りきらない紙くずが床にこぼれ落ちていた。
といってもゴミ箱に全部片付けようと思えばできるほどの量。

ベッドは下段だったが、
何かを入れていたであろうビニール袋が置かれたまま。
さらにホテルの注意書きの紙が床に落ちていた。

「立つ鳥跡を濁さず」という言葉知らないの?
…まあ、おじさんもこのことわざが思い出せずに検索しちゃったけどw

マナーって何かね…

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ハンサム紳士は嘘つき紳士?

一夜でスターに成り上がった「経営コンサルタント」K氏。
ハーフ、MBA取得、コンサルタント業務…その全てが「ウソ」の可能性が強まっている。

ハーフ風の名前だが、純粋な熊本出身という。
ならばあの顔立ちは…というと、「美容整形」らしい。

MBA取得もしておらず、オープンセミナーを受けただけ。
そもそも「テンプル大学卒」も虚偽で、日本校を中退しただけ。

さらに、経営コンサルタント自体もしていなかった可能性が高まっている。
15年ほど前には「声優」をしていて、その頃の写真もネットに出回っている。
今の写真と比較すると、確かに同じ人物だろうと思われるが、
いまは鼻筋が眉間からすらっと伸びている。

いっぽう15年前のK氏の鼻は顔の真ん中にあるだけ。
名前も当然、日本人の名前を名乗っていた。

これらの情報が真実とするならば、
K氏は「大嘘つき」だった、ということになるわけだ。

そんな人物を、テレビ・ラジオ各局は
「ハンサムな経営コンサルタント」として起用し続けていた。
素性を調べることもなく、である。

まあダマされるほうが悪いわけだが、
よくもまあ、ダマし通したな、とも思う。

いつまでもウソを貫き通せると思っていたのだろうか。
おなじみ「センテンススプリング」が暴き出したわけだが、
そうでなくても、いつかは必ずバレるはずなのだ。

そうとうな「肝」がないと、こんなことはできない。
中身は薄っぺらとしても、
とりあえず報道番組でも通用するコメント力は持っていたわけだし。
そして、整形らしいとはいえ、あの美しい顔面と、
(声優活動で鍛えたのだろうが)美しい声。

報道が明るみに出てスパッと身を引く潔さだけは見上げたものだが、
事務所の社長には「4月からどうすればいいのでしょう」と
泣き言も言っているという。

前回も同じことはもう仕上げだが、
すわった肝、コメント力、顔面、美声…
経営コンサルタントじゃないとしても、
このスキルを別な場所で生かしてほしいものだ。
ただ、もう虚偽や偽装はおやめなさいね。

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消えゆく者の哀しみ

岩手県花巻市の老舗百貨店「マルカンデパート」が閉鎖を発表。
建物の老朽化が原因という。

マルカンは花巻市の中心市街地の顔ともいえる店舗であり、
閉鎖による影響は大きい。

同店といえば最上階にある「レストラン」が有名。
昔ながらの「デパートの大食堂」である。
三越などとは違う「B級感」が売り物で、
むやみに多すぎるメニュー、レトロ感あふれる内装が客の心をつかんだ。

そしてなんといっても名物は「ソフトクリーム」。
10回巻くという特大サイズで、そのままでは食べられないので
割り箸ですくって食べるのが「流儀」。
これだけを食べに来る客も少なくなく、
いつもマルカンの大食堂はにぎわっている。

…しかし、それ以外のフロアは「百貨店」というにはほど遠く
(といっても百貨店協会には所属しているが)、
市内にあるイトーヨーカドー(岩手県唯一の店舗!)の方がよっぽど品揃えはよい。

「古色蒼然」は、レストランでは魅力でも、
百貨店ではマイナスポイントでしかなく、いつも閑古鳥が鳴いている。

市街地の空洞化は花巻でも進んでおり、競合店はとうの昔に閉店。
マルカンがなくなれば、ますます客足は遠のくだろう。

せめて大食堂だけでも…と思うけれど、
「古ぼけたデパートの大食堂」に価値があるのであって、
取り壊した後に平屋のレストランを作っても、もう客は来ないだろう。

高校生らが存続を求め署名活動を始める動きもある。
署名を集める気持ちは分かるが、
経営する方の気持ちは、学生にはまだ分からないだろう。
ただ、この純粋な行動が何かに結実すればよいな、とは思う。

そして盛岡市でも「盛岡バスセンター」が閉鎖の危機を迎えている。
盛岡市役所にほど近い場所にあるバスターミナルで、
建造して50年を経ていて、こちらもレトロ感でいっぱい。
客がいるのだかいないのだか分からない時計店や、
とうの昔になくなった「チューイングボン」の看板を掲げる売店など、
時代に取り残されたような作りが、
レトロマニアやバス愛好者達には魅力のようで、「聖地」扱いされている。

しかしこちらも老朽化にはあらがえず、補修も不可能。
中心市街地活性化計画で、バスセンターを近代的ビルに建て替える計画が持ち上がった
が、
これも徐々にトーンダウン。
近隣のデパート跡地はマンションに建て代わったが、
このエリアもまた空洞化が進む状況。
バスの乗客も全盛期にはほど遠い状況で、
バス会社の運営を苦しめている。

国際興業系列のバスセンター運営会社が、先述の計画からの撤退を発表。
バスセンターは閉鎖・解体され、更地になって売却されるのが濃厚となっている。

しかしバスセンターがなくなればターミナルが消滅し、混乱は必至。
移転するとしたら、この一帯の魅力は失われ、やはり集客が見込めなくなる。

先述通りバスセンターは民間で運営していたが、
これもまた「経営する方の身になる」と、厳しいものがある。

もうからなければ撤退、当たり前の話。
「民間の活力を活用する」と、場合によってはこうなるのだ。
かといって行政が舵取りすれば御の字なのかといえば、それも難しいわけで…

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ハンサム紳士の落とし穴

フジテレビの新ニュース番組のキャスターに内定していた
経営コンサルタントのK氏が、「学歴詐称」を週刊誌に指摘され、
出演中の番組含めすべて自粛を発表した。
ハーバードでMBAを取得、などとしていたが
「WEBに載せていた経歴はβ版だった」とK氏は言い訳している。

K氏はハーフで、いわゆる「イケメン」。
バリトンボイスで声までイケメン。
「報道ステーション」など、テレビ・ラジオに引っ張りだこだった。

フジの新番組は、K氏とモデルの市川紗椰を番組の顔にする予定だった。
メインキャスターに、アナウンサーや報道記者でない人物を起用することで
親しみやすさを狙ったようだが、開始直前に出鼻をくじかれた格好だ。

疑惑を伝えたのはまたも「センテンススプリング」こと週刊文春。
K氏は前述の通り超売れっ子であり、
こういうスクープはいつ出てもおかしくないはずだが、
新番組のメインキャスター起用ということで
K氏に狙いを定め、「身辺調査」に及んだのであろう。
そして「ベストすぎるタイミング」でのスクープに至った、と。

本来であれば、「身辺調査」はフジテレビがすべきだった。
学歴詐称が分かっていれば絶対起用しなかっただろう。
しかし、低視聴率にあえぐフジテレビは「焦った」のかもしれない。

K氏は「経営コンサルタントに肩書きは本来不要」とも言っている。
確かに学歴よりも能力さえあれば活躍できるわけで、
おそらくマスコミ出演で「本業」はおろそかになっていただろうが
これで「本業」に戻れるわけだ。

しかしテレビとなれば、中身よりも見た目勝負。
知的でダンディなハンサム紳士は視聴率を稼ぐにはピッタリだったはず。
そこにあった「落とし穴」に見事にはまってしまったフジテレビ。

番組スタートまで2週間、もはや代役は充てられないだろうから
しばらくは内部人材(記者など)でやり過ごすのだろうが
当初の思惑は外れてしまうわけで。

しかしフジテレビ、ついてない。
経営コンサルタントに助言してもらったらいいよ。

(追記)
K氏はその後、学歴詐称のみならず、
整形疑惑、さらには「経営コンサルタントですらなかった」可能性も指摘されている。
「平成のクヒオ大佐」なるキャッチフレーズも…
この能力、どこかで生かしてあげられないか。
どうです、フジテレビ。

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電気コンロ

懐かし家電なんでしょうな、電気コンロ。
それを買ってきたのですよ、平成28年に。

購入したのは、「ピーコック魔法瓶」製、
シックなブラウンカラーの電気コンロ。
某家電量販店で、ネットよりもだいぶ安い金額で売られていた。

なぜこんなアナクロ家電を買うのか?

IHの卓上クッキングヒーターはあるのだが、
これが「うるさい」のだ。
過熱を防ぐため動作するファンの音が凄い。

それに、IHだから鍋を選ぶ。
オールステンレス、
あるいは底面にイボイボやらツブツブがある、
底が平べったいフライパン、鍋じゃないと動かない。

ところが電気コンロはそういうファンがないので静か。
鍋も、アルミでも土鍋でもなんでも良い。
底は多少丸くてもかまわない(五徳で調整できる)。
だから、卓上で鍋物をやるときに重宝する。

まあ、メジャーな使い方は「お餅やスルメを焼く」
ことらしいが、そういう用途は想定していないのであった。

いずれ、カセットコンロのように
「直火が出る」「消耗品がいる」「セットが面倒」といったデメリットがない。

火力はだいぶ心もとないが、鍋物であれば
最初から電気コンロで調理せず、
普通のガスコンロで下調理しておけばいい。

意外にメリットある「電気コンロ」。
思い出してみませんか…。

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帝国、終わりの始まり

年末から騒動が続く芸能界にとどめを刺した、
SMAP解散騒動。

昨夜の「SMAP×SMAP」生放送で、一旦の決着を見た。
解散はなくなったようである。

しかしメンバー5人からは最後まで「解散しません」という言葉はなく、
憶測をかえって広げる結果となっている。
おそらく、それを明言できない何かが残ったのだろう。

やれ、キムタクが真ん中だの、ネクタイが白いだの、
それをもって「SMAPは(メリー派の)キムタクのものになった」
とする意見が多い。

冷静に考えれば、そりゃうがち過ぎだろ、とも思うが、
そんなものなのかもな、という気もする。真相は分からない。

それにしても不思議なのは、
これまでジャニーズ事務所については好意的な報道しかしてこなかった
スポーツ紙やワイドショーが、
今回ばかりはやや否定的な報道もするようになっていることだ。

今回の騒動の一端は、
ジャニーズ事務所の内紛が引き金なのだが、
マスコミがそれに触れている。
今までなら「タブー」だったはずだ。

草なぎ剛は「ジャニーさんに謝る機会を…」と言った。

そもそも、ほとんどの国民は
『ジャニー喜多川』なる人物の顔を見たことがない。

(実際にはマスコミが記事にして写真も掲載されているが)
実在するかどうかも分からない「神様」に「謝らなければならない」、
今回はそれほどまでの事態だったのだ、ということなのだろう。

いずれ、いままでのジャニーズ事務所なら、
こういう釈明の場すらも設けず、
今まで通り「いつもニコニコみんなのSMAP」で突き通したはずだ。

それを、極秘中の極秘であるはずの
「ジャニーさんへの謝罪」にまで踏み込んだ発言をさせたのだから、
何かが変わり始めているのかも知れない。
マスコミ報道の変容ぶりも含めて。

繰り返すが、SMAPは「解散しない」とは一言も言っていない。
当面は解散しないにせよ、
永続的な存続は確定していないのである。

罵詈雑言飛び交うインターネットの世界で、
「解散して欲しい」なる声は一つも聞いたことがない。

それほど愛されているグループを、
ジャニーだメリーだ、世間の誰も顔を知らない人々が
(間接的とは言え)握りつぶそうとした。

これで「ノーサイド」だとは、誰も思わない。

「終わりの始まり」であることは、誰も異論がないだろう。

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幻のブログ

CHAGE&ASKAのASKAが人知れず公開したブログが話題になっている。

スーパーミュージシャンから一転、愛人とともに覚醒剤で逮捕され、一気に階段を転げ落ちたASKAが、自身の音楽人生と「クスリ」との出会い、転落までを10万字に綴ったものだ。

しかしスタッフの手で、アップされたブログは即座に消去された。悪影響があると判断したのだろう。しかし時既に遅し、すでに保存されたものが他によって再公開され、芸能マスコミも報じている。

この文章がネットから消えることは未来永劫ない。スタッフの「妨害」も空しく、ASKAの思いは完遂されたわけだ。

誤字も多く、稚拙な文体。編集のプロの手を経ないものはだいたいこんなものだが、だからこそ「生々しい」。これは本当にASKAが書いたものか、といぶかる向きも少なくないが、「スタッフが慌てて削除した」というところからも、間違いなくこれはASKAが書いたものだろう。

前半は、「イタいおやじのつぶやき」。節々に出てくる専門用語がなんとも青臭い。ルー大柴の英語のような「ギャグ」にも見える。

そして後半、「薬物」「盗聴」そして「逮捕」と、鬼気迫る内容となっていくのだが…。

章の終わりごとに出てくる散文詩が、よくわからない。ASKAファンは一字一句確認しながら、何かを読み取ろうとするのだろうが、そうでない読者にはただただうっとうしい。

誰かが指摘していたが、相方のCHAGE、そしてASKAの妻に関する記述はとても少ない。CHAGEについては突き放すような言い回しに終始し、妻への言及はないに等しい。一方で、飯島愛については1章を割いている。愛人説もささやかれているが、友人のひとり、としている。

その飯島のくだりから「盗聴」「クラッキング」について言及が始まり、ラストの「警告」につながっていく。ここに、この宮崎の書いた(であろう)文章の「怪しさ」が詰まっている。

要するに「ほんとにやられてるの?」という素朴な疑問である。実際調べてもらっても何も出なかったのに。そしてこの部分がむやみに説明過多で冗長なのだ。「妄想ではない」、ASKAは強調するが…。

そうなると文章全体の信憑性も怪しくなってくるが、さすがに全体が妄想ということはなさそう。事実、薬物を使用したことは事実なのだし(一方で、愛人については無実を切実に訴えている)。

「週刊文春」への敵意丸出しの部分は逆に生々しい。絶対訴える、と意気軒昂だ。しかしその割に、最後に警告までしてみせたクラッカー集団については伏せ字を貫くところには首をかしげる。

ときおり出てくる「人間は8割力を出せば…」のような、人間行動に関する決め打ちが印象的だ。専門家でもないのに、人間とはこういう生き物である、という断定が出てくる。

つまり、ASKAは弱い人間だったのだろう。薬物に負け、おそらく今も克服し切れていない。そして、周囲の人間も信頼できず、結果こういう文章をアップし、消されてしまう。孤独で弱い人間なのだ。

ASKAが音楽シーンに戻る日は、近くないのだろうな、と、長ったらしい文章を読んで素直に思う。

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